映画



家にいて映画を見た.最近,2本.

「リリーのすべて」
「キャロル」

ざっくりとはどちらも人の在りたいと思うところを希求する話.演出や小道具と呼ばれるところの一部なのかサブテーマなのかわからないけれど,タイトルネーム(リリーとキャロル)の二人の在り方が絵画と写真にそれぞれ導かれる様が垣間見える.アートが人をディレクションする技術というのは普遍的で根本的に共通の認識なんだと思った.

ランドスケープを写すってどういうことなんだろう.地球に写真を見せたってしょうがないだろうから,どうしたって人をめぐる技術なのかな.